かつてガラル一のドクターで、癌の切除を専門とするレーザー治療専門士だった。医者としての腕は優秀ではあるがプライドが高く、他人の干渉や介入を極端に嫌う。

1年前に肺に癌が発生されたが、そのプライド故に手術は疎か職すら捨て、放浪の薮医者として“自分のやりたいこと”のみをすることを決意。

どこか境界線を作るように「俺が○○したいから○○しただけだ」という理由付けを口癖にしており、その物言いには少々の焦りを感じさせる。
パンドラの傘下に落ちた理由は“ムゲンダイナのエネルギーを利用し、己自身の力で癌から克服する肉体を手に入れるため”である。

自分のプライドの高さには重々承知しており、自虐の意味を込めてキャンサー(癌)と名乗る。

パンドラに入ってからの主な活躍はシアン団側に居るカラマネロの屠殺、支離滅裂な言動と共にシアン団のキャスターを追い詰めるが、アマデュラの反撃もあって退避。

アリシアの迷宮内で無限螺旋の不備を提唱したが、それはCancer(母体)の最終チェックであった。
人のダイマックスは不可能であり、ムゲンダイマックスを引き起こすのはポケモンだけ。
だが、キャンサーは人とポケモン両方が合体すれば何が起こるのかと着目した。

癌を、人間の枠組みからも超えたいという願望が強まり、彼の歯車は更に狂い行く。

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